あまり気にしたことのないネタを一つ…。
Nutanixのクラスタの健全性をチェックするためには、NCCを実行します。
NCCはご存知のとおりGUIでもCLIでも実行することができます。
お恥ずかしながら(お客様の指摘で気づき、下記内容は同僚に教えてもらいました)GUIで実行しようがCLIで実行しようが結果は同じだと思っていました。同じ結果が表示されていると思っていました。 (・_・;)
が、違っていました。 汗
まずPrismの「Health」よりNCCを実行した結果です。
チェック項目は全部で624個です。
こんどはCVMから”ncc health_checks run_all”を実行した結果です。
GUIの半分にも満たないです。
この違いについては、KBにも紹介されています。
NCC check summary number mismatch between ncc command line and Prism UI
KBによると、これは仕様による違いで正常のことです。
差異が出る理由ですが、”ncc health_checks run_all”は「プラグイン」の健全性をチェックするに対して、PrismからのNCC Checksはそのプラグインを構成している「項目」の健全性をチェックするためとのことです。「プラグイン」は複数の「項目」で構成されているため、CLIの結果よりGUIの結果が多いといいます。
KBの例ですと、”hostname_resolution_check”という「プラグイン」は、次の4つの「項目」でで構成されているため、CLIの結果よりGUIの結果が多いわけです。
- Host FQDN resolution
- NSC(Nutanix Service Center) server FQDN resolution
- NTP server FQDN resolution
- SMTP server FQDN resolution
ちなみにPrismからNCC実行結果を「Task」よりダウンロードするとCLIの実行結果が確認できます。
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