[VMware] vRealize Automation 7.4 発表!

2018/04/13 Updated

本日リリースされました! 😉

vRealize Automation 7.4 release notes

 

3月29日、vRealize Automation 7.4が発表されました!

What’s New in vRealize Automation 7.4

 

去年5月、今の7.3がリリースされてから約1年ぶりのアップデートバージョンです。まだ追加される機能の全貌が明らかになったわけじゃありませんが、公式ブログで紹介された機能だけでも、今すぐにでもアップグレードしたくなります。;)

 

簡単に追加/改善される内容をまとめてみると、7.4では…

  • 利用者がGUIベースのフォームよりサービスリクエストが可能なカスタムフォームデザイナー機能
  • ブループリントとしてOVFファイルが利用可能
  • vRO(vRealize Orchestrator)のマルチテナントサポート
  • vROのUI変更(HTML5ベース)
  • AzureおよびAWS用カスタムプロパティの追加
  • 20以上のブループリントテンプレートおよび120以上のOVFアプリケーションパッケージの追加
  • ServiceNowプラグインの統合

 

vRA 7.4の発表と同じタイミングでvRealize Operations 6.7vRealize Suite Lifcycle Manager 1.2も発表されました。

 

リリーススケジュールは明らかになっていませんが、いろんなところからの噂から推測すると4月〜5月中にはされるのではないかと思ったりしますね。 😉

 

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[VMware] vRealize Suite Lifecycle Manager(vRSLCM) 導入(2)

今度は前回インストールしたvRSLCM上に既存環境のvRealizeプロダクトをインポートしてみます。今回の検証環境は今のところ、vRAしかありませんので一先ずvRAだけインポートすることにします。

 

結論から言うと意外と簡単にインポートできました。今回は”インストールウィザード”によるインポートでしたが予め”構成ファイル”を作成しておくとより簡単にできそうです。

 

① “Home”メニューより、”Create Environment”をクリックします。

 

② インストールタイプは”インストールウィザード”を選択しました。

 

③ まず作成する環境を構成します。

  • Data Center : 前回作成したデータセンターを選択
  • Environment Type : ‘Development’、’Test’、’Staging’、’Production’ から適当なタイプを選択
  • Environment Name :  作成する環境名を入力
  • Administrator Email : 環境管理者メールアドレスを入力
  • Default Password : 作成またはインポートするプロダクトのデフォルトパスワード

 

④ EULAに同意後、プロダクトを選択します。今回は既存環境のvRAのみのインポートなのでvRealize Automationをチェック、”Import”を選択し”Create Environment”をクリックします。

 

⑤ インストールウィザードが開始されます。まずはEULAに同意後”NEXT”をクリックします。

 

⑥ vRAのライセンスを選択します。

 

⑦ インポートされるインフラの情報を入力します。

 

⑧ ネットワーク情報も入力しましょう。

 

⑨ 証明書も構成して…

 

⑩ 最後にインポートするvRAの情報を入力します。

 

⑪ 入力情報の有効を確認するため”PRE-VALIDATE CONFIGURATION”をクリックします。結果が’成功’なら”SUBMIT”をクリックします。

 

⑫ vRAのインポートはフェーズ単位で状況が確認できます。

 

⑬ インポートが完了すると”Manage Environment”に作成した環境のタイルメニューが表示されます。”VIEW DETAILS”をクリックしてみました。

 

⑭ インポートしたvRAのバージョン情報はもちろん、IPアドレスやコンポーネントの情報まで確認できました。

 

⑮ タイルメニューに戻り、上段のメニューを見てみるとコンポーネントの追加やコンパチビリティの確認、アップグレードなどがここでできることが分かります。

 

ここまでが既存vRealizeプロダクトのインポートについてでした。

 

前回、’管理のためにこのvRSLCMを導入するのはなんか違う…’って文句を言いましたが、環境を作成してみるとこのvRSLCMのメリットが実感できました。一つのUIでvRealizeプロダクトのコンポーネント追加、スナップショット作成、バージョンコンパチビリティの確認、アップグレードができるのは素晴らしいことです。個人的にはこの部分だけでvRSLCMを導入する価値は十分あると思います。:)

 

 

[VMware] vRealize Suite Lifecycle Manager(vRSLCM) 導入(1)

 

※このエントリーは、vExperts Advent Calendar 2017に参加しています。

 

先月の10月、他のプロダクトに比べて静かに(?)GAされたプロダクトがあります。vRealize Suite Lifecycle Manager(略してvRSLCM)がそれです。

このvRSLCMが何かというと”vRealizeプロダクトのライフサイクルを管理する”製品です。

そもそも管理ソリューションのvRealize群はESXiやHorizonなどに比べるとそう多くデプロイするプロダクトではありません。そこそこの規模でも各プロダクトを1台デプロイすれば事足りると思います。

が…

 

vRSLCMを導入するとこんなメリットがあります。

  • vRealizeプロダクトを簡単に導入できる(新規)
  • vRealizeプロダクトを簡単にアップグレードできる
  • vRealizeプロダクトのバージョン管理を統合管理できる
  • vRealizeプロダクトのライフサイクル管理を1ヶ所でできる

と、VMware社は言っています。(統合管理をするために、また仮想アプライアンスを導入しなければならないことについては、何か違う気がしますが…)  🙂

 

というわけでこれからvRSLCMの導入方法から利用方法について簡単に紹介しようと思います。

 

vRSLCMは、vRealize Suite 2017のすべてのエディションに含まれています。vRealize Suite 7.0には含まれていません。管理可能なvRealizeプロダクトは以下の4つです。

  • vRealize Automation
  • vRealize Operations
  • vRealize LogInsight
  • vRealize Bussiness for Cloud

vRealize Network Insightはバージョン1.0では対象外です。

 

① vRSLCMのovaファイルをダウンロードして、仮想アプライアンスとしてvSphere環境にインポートします。

 

② vRSLCMを起動し、以下の初期情報でログインします。

ログインアカウント:admin@localhost
デフォルトパスワード:vmware

 

③ パスワードを変更します。

 

メニューの構成は以下のとおりです。

  • Home : ホームダッシュボード
  • Create Environment : 管理する環境の新規インストールか既存環境のインポート
  • Manage Environments : Create Ebvironmentで作成/インポートした環境の管理
  • Manage Data Centers : データセンターの作成およびvCenterの登録
  • Requests : 操作(リクエスト)のステータス確認ビュー
  • Settings : vRSLCMの設定(vRealizeプロダクトデプロイ用の管理者設定、OVAレポジトリ構成、Identity Manager設定、My VMware設定、ログ、証明書など)

 

④ vRSLCMデプロイ後最初にやることはSettingsから実施します。検証環境なので”OVA構成”と”My VMware”だけを構成しました。検証環境なので、OVAはMy VMwareよりダウンロードすることにします。(OVAはローカルレポジトリかNFS環境でも用意が可能です)

まず、My VMwareのアカウントを登録します。登録すると該当OVAをダウンロードするか聞かれます。(自分はうっかり”Yes”をクリックしたためvRSLCMで管理できるプロダクトすべてのダウンロードが開始されました。一旦ダウンロードが開始されると途中でキャンセルはできなさそうです…)

 

ダウンロード状況は”Requests”から確認できます。

 

⑤ OVAのダウンロードが完了しましたら、”OVA構成”からソースロケーションとして”My VMware”を選びます。

 

⑥ 次はデータセンターとvCenterの登録です。
ここで作成するデータセンターはvRSLCMから管理するのための定義です。特に環境に影響するものではありません。

“Manage Data Center” → “Add Data Center”順にクリックします。分かりやすいデータセンター名を指定し、位置を選択します。

⑦ データセンターの作成が終わったら、今度は”Manage vCenters”タブを選択し、vCenterを登録します。

  • Host Name : vCenterのFQDN
  • User Name : vCenterのログインアカウント
  • Password : vCenterのログインパスワード
  • vCenter Type : 管理用 vCenter場合は”Management”、リソースクラスタを管理している vCenterの場合は”Payload”を選択しましょう。

 

vCenterが正常に登録されたら、インベントリ情報などが収集されます。収集状態は”Requests”より確認できます。

 

これでvRSLCMのデプロイと初期設定(データセンター)の登録が終わりました。次回は既存環境のvRealize製品をインポートする方法について紹介しようと思います。

 

続きはこちらから…

[VMware] vRealize Suite Lifecycle Manager(vRSLCM) 導入(2)

[VMware] vRealize Suite Lifecycle Manager(vRSLCM) 導入(3)