[VMware] vRealize Automationのモニタリング

 

vROpsは管理パックをインストールすることで様々なプロダクトやソリューションをモニタリングできます。この管理パックは基本的にパッケージファイルをインストールすることでvROps側にモニタリングに必要なメトリックが生成しますが、vROps 6.6から幾つかのプロダクトについては管理パックが統合されました。

  • vSphere vSAN
  • vRealize Log Insight
  • vRealize Bussines for Cloud
  • vRealize Automation

 

上記のプロダクトについては別途管理パックをインストールすることなく、すぐに構成することができます。

 

去年11月から、ちょっとしたvRA関連シリースをやっていますが、前回vROpsとの統合を紹介しました。今回は逆にvROps側でvRA環境のモニタリングをする手順を紹介します。

 

① [管理] → [ソリューション]のソリューション一覧から”VMware vRealize Automation”を選択し、[構成(ギアアイコン)]をクリックします。

 

② vRA環境の接続に必要な情報(インスタンス)を作成しましょう。

  • 表示名 : 作成する接続構成情報名
  • vRealize AutomationアプライアンスURL :https://vRAアプライアンス
  • 認証情報 : 新規作成しましょう!

 

③ 以下の認証情報設定し、[OK]をクリックします。

  • 認証情報名 : 作成する認証情報名
  • SysAdminユーザ名 : vRAのシステム管理者名(一般的にadministrator)
  • SysAdminパスワード: vRAのシステム管理者パスワード
  • SuperUserユーザ名 : テナント管理権限を持っているユーザ
  • SuperUserパスワード : テナント管理権限を持っているユーザのパスワード

 

④ 認証情報を作成したら、[接続をテスト]で正常に接続が行われることを確認します。

 

⑤ 設定を保存し、ソリューションの構成を完了します。

 

⑥ ソリューションの構成が完了するとデータの収集と受信が行われます。ここまで来たらあとは参照するデータが貯まるまで少し待ちましょう。

 

⑦ 受信したデータは、[ダッシュボード]の”vRealize Automation”から参照できます。

 

⑧ モニタリングできる情報はデフォルトで、”テナント”や”ビジネスグループ”、”ブループリント”一覧を含め”テナント毎のクリティカルなアラート”、”人気のブループリントとその傾向”があります。ダッシュボードのカスタマイズでパフォーマンスのメトリックなどのウィゼットを追加すれば、より詳しい情報がモニタリングできると思います。 🙂

 

 

 

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[VMware] vRealize Automationの導入 (20)

(0) vRAの概要
(1) vRAのコンポーネント
(2) vRAのインストール
(3) テナント作成
(4) Active Directoryの追加
(5) エンドポイントの作成
(6) ファブリックグループの作成
(7) マシンプリフィックス/ネットワークプロファイルの作成
(8) ビジネスグループの作成
(9) 予約/予約ポリシーの作成
(10)ブループリント作成
(11)サービスカタログの作成
(12)ブループリントのリクエスト
(13)承認ポリシーの作成
(14)カスタムプロパティの作成
(15)vROエンドポイントの作成
(16)イベントブローカーの設定
(17)NSXとの統合
(18)仮想マシンのインポート
(19)仮想マシンの解除
(20)vROpsの統合 – vRA側

 

今回はvROpsの統合について紹介したいと思います。

ご存知の通り、vROpsは正常監視およびインフラ許容範囲の予測、パフォーマンスの分析が可能なツールです。このvROpsをvRAと統合するとvRAでデプロイした仮想マシンのヘルスバッジをアイテム上に表示することができます。利用者は自分のアイテムページで仮想マシンのヘルス状態が一目で分かるようになります。またvROps側ではvRAのテナントやビジネスグループ、ブループリントなどのオブジェクトをダッシュボードから確認できテナントやビジネスグループのヘルス状態はもちろん、どのブループリントが人気があるのかも把握できます。vROps 6.5まではvRA環境をモニタリングするためには管理パックを別途インストールする必要がありましたが、6.6からはvSAN同様、vRA管理パックも統合されていてより簡単にモニタリングができるようになりました。

 

今回はまず、vRA側でvROpsのヘルスバッジを表示する手順を紹介し、別の機会にvROpsからvRA環境をモニタリングする手順を紹介します。

 

(20)vROpsの統合 – vRA側

 

① vRAポータルよりテナント管理者でログインし、[管理] → [リソースの再利用]順にクリックします。

 

② [メトリックプロバイダ]から”vRealize Operations Manager エンドポイント”を選択、次のvROps情報を入力します。

  • URL : https://vROps/suite-api
  • ユーザ名 : vROps管理者アカウント
  • パスワード : vROps管理者パスワード

 

③ [接続テスト]を実行し、正常に接続できることを確認後[保存]をクリックします。

 

④ vROpsの証明書を信頼すれば設定は終わりです。

 

⑤ 設定が終わるとアイテム側にvROpsのヘルスバッジが表示されます。上図のように[管理] → [リソースの再利用] → [展開]一覧にもヘルス情報が表示されます。

 

⑥ 今度は利用者で接続してみます。自分のアイテムを選択すると画面右下に仮想マシンのヘルス状態が分かるヘルスバッジが表示されることが確認できます

 

これでvRA側でのvROpsの統合が終わりです。簡単です。 🙂 次回はvROps側でvRAのオブジェクトをモニタリングするための手順を紹介したいと思います。

 

[VMware] vROps 6.6リリース

他のプロダクトより短い間隔で新しいバージョンがリリースされているvROpsの新しい6.6バージョンが6月上旬リリースされました。このvROpsはVMware社のSDDC戦略のコアプロダクトの一つとして、バージョンを重ねるに連れて他のプロダクトのモニタリング機能が追加されつつあります。

 

今年3月にリリースされた6.5まではある意味バグ修正と性能安定が中心でしたが、本6.6は見た目から大きく変更されています。

まず、UIが大きく変わりました。遂にvROpsもHTML5対応になりました!祝!

よって画面遷移はもちろん全体的に操作が非常に軽いです。

※ご覧ください!このシンプルでキレイなUIデザイン!

 

HTML5化に伴いメニューも変更されました。プロダクト中心だったダッシュボードも操作、容量、パフォーマンスやトラブルシューティングにカテゴライズされ、より簡単にインフラのヘルス状態の確認できるようになりました。

※パフォーマンスのトラブルシューティングダッシュボードではプロダクトの種類と関係なく、仮想マシンを始めvSAN、クラスタ、データストアなどカテゴリでその状態が確認できます。

 

もう一つ大きい変更はvSANのモニタリング機能が統合されたことです。6.5まではvSANの環境をモニタリングsるためにはMPSD(Management Pack for Storage Devices)を別途インストールする必要がありました。6.6ではこのモニタリング機能が統合されMPSDをインストールする必要がなくなっています。(もちろん他のストレージをモニタリングするためにはMPSDをインストールする必要があります)


※ No more MPSD for vSAN! 🙂

 

以外にも仮想インフラ上の負荷状況を分析、vRAでデプロイする仮想マシンを最適なホストに位置させる自動ロードバランス機能やvSphereのハードニングコンプライアンス状態が確認できるダッシュボードも追加されました。

※パフォーマンスだけではなくコンプライアンス準拠状態も確認できます。

 

詳しい内容はリリースノートドキュメントをご確認ください。

[VMware] vRealize OperationsとvRealize Log Insightの統合

vRealize Operations(vROps)はご存知の通り、vSphere環境をモニターリングして将来のリソース枯渇の予測やインフラの集約率を分析できる製品です。またvRealize Log Insight(vLI)はvSphere環境から発生する各種ログを集中管理できる製品です
この2つの製品を統合することによって仮想インフラのモニターリングとログ分析をより効果的に行うことができます。

ということで、簡単な手順ではありますがvROpsにvLIを統合してみます。

まず、vROpsとvLIを導入します。両方ともに仮想アプライアンス導入し、初期セットアップまでは実施済みです。

<vLIからvROpsへ接続>

vli01
vLIのダッシュボードより[管理]を選択します。

 

vli02

左メニュの[統合]より、”vRealize Operations”を選択、vROpsのホスト名、接続アカウント名、パスワードを入力し、保存するとvLI側からvROpsを登録することになります。

<vROpsからvLI用管理パックをインストール>

vLIで正常にvROpsが登録されましたら、今度はvROpsからvLIの管理パックをインストールします。

 

vli03

VMware Solution Exchangeより”Management pack for vRealize Logsight”をダウンロードします。

 

vli04

ダウンロードしたvLI用管理@アックをvROpsのソリューションとしてインストールします。

 

vli05

vLI用管理パックを追加した画面です。vLI用管理パックの場合、接続に必要なアダプターの作成は必要ないため、これでvROpsの作業は完了です。

 

vli06

ソリューションの追加後は、vROpsの[アクション]メニューにvLI用リンクが追加されます。このリンクをクリックするとvLIのウイが表示され、オブジェクトで発生したログをより詳しく管理することができます。

 

もちろん、vLIだけでも十分ログを分析、管理することが可能です。が、vROpsと統合することによって単なるログ管理だけではなく異常状況の傾向や将来予測などvSphereインフラ全般の運用管理をより効率的にできます。

 

2つの製品を導入している場合は、是非統合して運用することをオススメします。