[VMware] vSAN 6.7 SSDの初期化

 

過去の投稿でも説明したことがありますが、vSANのESXiホストは再起動の際、キャッシュ用SSD上のログエントリを処理しメタデータテープルを作成します。そのため非vSANのESXiホストより時間を要します。

 

その部分が下の図の”Initializing SSD〜”のメッセージが表示される部分ですが、プログレスバーが進まないため、フリーズしたかのように見えます。つい電源ボタンを押してリセットしたくなりますが、実はちゃんと処理されています。(「Alt+F12」か「Alt+F1」を押下してみてください)

処理を高速化することはないとのことですので、早くなることはないかもしれません。

 

これがvSAN 6.7で改善されました。;)

上図のように、あとどれ位かかるのかが分かるようになりました。何%ログエントリ処理が行われ、あと何秒/分で完了するかが分かるので非常に便利です。

 

もうメンテナンスとか障害復旧からのESXiホストが中々上がって来ず、不安そうにモニタを見つめなくても良くなりました。;)

 

 

 

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[Microsoft] Windows Admin Center

 

※すっかり忘れていました。汗

 

2017年9月発表された新しい管理ツールのWindows Admin Centerが4月12日GAされました。Project HonoluluとしてTech Previewにも関わらず50,000回以上ダウンロードされ、IT管理者の期待を集めていたこのツールは簡単にいうとAzureのSMT(Server Managememt Tools)のオンプレミス版のようなものです。

このWACの特徴としてまず、ウェブベースのツールということです。HTML5ベースのため、非常に軽いです。ウェブブラウザからアクセスをするため、通信要件さえ整っていればインターネットからの接続も可能です。

 

とはいえ、このWACの立ち位置は今のところ、主役ではなさそうです。公式サイトにも明記されているようにSystem CenterやOMSを補完するツールとのことです。マイクロソフト社ではRSAT、System Center、IntuneやOMSと併用するとしています。

Windows Admin Center is the modern evolution of “in-box” management tools, like Server Manager and MMC. It complements System Center and Operations Management Suite – it’s not a replacement.

 

また今までのMMCやサーバーマネージャーのメニューをすべて網羅しているわけじゃありません。実際に管理可能なサーバの機能としては”フェールオーバークラスタ”と”ハイパーコンバージHyper Converged クラスタ”だけです。サーバを1台1台リモートから管理するのは問題ありませんが、Active DirectoryやDNSなどはまだ管理機能が追加されていません。GAのタイミングで利用可能な機能は以下のとおりですが、はじめの一歩としては良い出来ではないかと思います。

  • 概要
  • PowerShell
  • イベント
  • サービス
  • デバイス
  • ネットワークファイアウォール
  • ファイル(エクスプローラ)
  • プロセス
  • リモートデスクトップ
  • レジストリ
  • ローカルユーザーとグループ
  • 記憶域
  • 記憶域レプリカ
  • 更新プログラム
  • 証明書
  • 役割と機能

 

WACのインストールは非常に簡単で、公式サイトからファイルをダウンロードし、インストールするだけです。インストールはWindows Server 2016やWindows Server(1709)、Windows 10がサポートされていて、インストールモードは”デスクトップモード”、”ゲートウェイモード”の2種類があります。

  • デスクトップモード:WACをインストールしたコンピュータから接続する (Windows 10)
  • ゲートウェイモード:リモートサーバからブラウザ経由でWACに接続する

 

インストールしたWACからは、Windows Server 2012以上のWindows ServerとWindows 10が管理できます。

 

 

 

 

 

もちろんGAされてもやなどのバグが残っていますが、ある意味想定通り、今後どんどん改善されることを期待しています。 😉

 

 

[Nutanix] AOS 5.8 リリース

 

7月3日、AOS 5.8がリリースされました。

 

AOS 5.8で追加、改善された機能は以下のとおりです。

  • ブロックでのイレイジャーコーディングをサポートします。ただし、RF2の場合は4ブロック、RF3だと6ブロックが必要になります。
  • Prism Centralに認証方法としてSAMLをサポートします。ただし現時点では1つのアイデンティティプロバイダのみ構成可能ではユーザのみロールマッピングが可能です。
  • Data-at-Rest暗号化用ネイティブKMSを構成できます。ネイティブKMSを構成する場合は3ノードクラスタが必要です。
  • AOSとSED、両方での暗号化をサポートします。
  • ソフトウェアダウンロード時やアップグレード事前チェックの際に証明書およびメタデータの署名を検証するようになりました。
  • Prism Centralへの登録後もPrism Elementでのイメージ管理ができるようになりました。

 

上記機能改善以外、複数の既知のissueが修正されましたので、リリースノートをご確認ください。

AOS 5.8はShort Term Support対象です。また5.8へのアップグレードはAOS 5.5または5.6のみとなりますので、本番環境へのバージョンアップには十分ご注意くださいね。

#AOSのライフサイクルについては、過去の投稿をご確認ください。

[VMware] vExpert 2018 後半応募開始

 

vExpert 2018 後半の応募が6月18日開始されました。

 

2015年から(だと思います)前半、後半2回の応募できるようになりましたね。vExpertプログラムについては過去の投稿をご確認ください。
毎回言ってますが、vExpertはオフィシャルな資格ではない名誉賞です。

 

が…

 

VMware社内での審査による受賞者が決まりますし、受賞後は専用Slackチャネルとかアーリーbetaテストのチャンスなどのメリットも少なくないのでご興味のある方は是非応募してみてください。

 

vExpert 2018 Second Half Application

 

ちなみに、応募期間は7月13日までで、発表は8月9日を予定しています。

 

[VMware] そうだ。VMworldに行こう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Possible Begins With You

 

仮想化/クラウド業界でのグローバルコンファレンスとしては最大規模であろうVMworldも今年で15年目を迎えます。2004年、1回目の参加者は1,500名ほどでしたが、2017年の参加者は30,000名を超えたそうです。おそらく今年も30,000名以上の参加者になるでしょうね。

 

今年も参加できることを願いつつ、VMworldの魅力について簡単に話したいと思います。(あくまでも個人的な意見です)

 

■ 聞きたいセッションがそこにはあります。

先日公開されたコンテンツカタログ(セッションリスト)を見るとUSでは632、Europeでは387のセッション(ミニシアター、インストラクターリードHOLなど含む)がありました。ほぼすべてのプロダクトのセッションがあるので、聞きたいセッションだけで時間が足りません。;)

 

■ 結構集中してセッションが聞けます。

当たり前ですが、すべてのセッションは英語なので集中してセッションを聞けます。自分でもビックリの集中力です。全く眠くなりません。;)

 

■ お祭り気分を味わえます。

vForumの雰囲気とは違い、ちょっとした祭り気分になれます。参加者のノリも軽いですし一人ぼっちでも結構気楽に過ごせます。;)

 

■ 他の国のエンジニアと触れ合うことができます。

やる気さえあれば、お友達になることもできるでしょう。やる気がなくてもSolution Exchangeに寄るだけで結構声をかけてくれます。;)

 

■ 色んな場面で刺激を受けます。

気になることはセッション途中でも質問したり、行列ができているMeet the Expertsなど楽しむだけではなく積極的に知ろうとする参加者に良い刺激をもらいます。まあ〜セッションを聞きたい人からすると、途中質問はちょいと迷惑かもしれませんけど… 😉

この業界にいる間、一度ぐらいはグローバル規模のコンファレンスに参加したくありませんか? 😉

 

今年のVMworldはラスベガスとバルセロナで開催されます。

VMworld 2018 US
2018/8/26 – 30 ラスベガス

VMworld 2018 Europe
2018/11/5 – 8 バルセロナ

 

 

[Nutanix] ペンディングのレプリケーションを削除する

 

Cloud Connect for Azure検証で作成したProtection Domainのレプリケーションがペンディングのまま、しばらく放置しても一向に進まない状態でしたので仕切り直すことにしました。

ただ、レプリケーションがペンディング状態のため、PrismからProtection DomainとRemote Siteを削除することはできません。この場合はncliコマンドを使って削除する必要があります。

 

SSHクライアントでCVMに接続、ncliを起動します。

nutanix@NTNX-KIIRO-A-CVM:192.168.1.51:~$ ncli
Welcome, admin
You’re now connected to 00056ed6-f2cb-c75e-02c2-246e968ce5c8 (Lab01) at 127.0.0.1

 

試しにncliでProtection Domainを削除してみます。

ncli> pd remove name=PD01
Error: Specified protection domain PD01 has 2 replication(s) in-progress. Specified protection domain PD01 has 2 pending replication(s)

ご覧のとおり、怒られます。;)

 

当たり前ですが、レプリケーションを削除する必要があります。レプリケーションを削除するためには”PD名”と”レプリケーションID”が必要です。

以下のコマンドでレプリケーションのステータスを確認します。

ncli> pd ls-repl-status

Id : 168 <——————————————–これがレプリケーションID
Protection Domain : PD01
Replication Operation : Sending
Start Time : 06/12/2018 09:38:10 JST
Remote Site : RS01
Snapshot Id : 144
Aborted : false
Paused : false
Bytes Completed : 0 bytes
Complete Percent : 0.0

Id : 39
Protection Domain : PD01
Replication Operation : Sending
Start Time : 06/18/2018 23:43:11 JST
Remote Site : RS02
Snapshot Id : 34
Aborted : false
Paused : true
Bytes Completed : –

ふむ。まったく転送されてないですね。;)  消しましょう。

 

“PD名”と”レプリケーションID”が分かったので、レプリケーションを削除します。

ncli> pd abort-repl name=PD01 replication-ids=168
Replication(s) successfully updated

 

これでペンディングだったレプリケーションが削除され、Protection Domainを削除することができます。

ncli> pd remove name=PD01
Protection domain PD01 has been successfully marked for removal

 

Protection Domainが削除できたら、最後はRemote Siteの削除です。

ncli> rs rm name=RS01
Remote site RS01 has been successfully marked for deletion

 

Nutanixのネイティブなデータ保護は非常に簡単に構成できますが、このようにPrismからはできない操作もありますのでたま〜にはncliやacliを使ってみるのも良いかもしれません。;)

 

[VMware] vSAN関連ツールの紹介

 

今日はオフィシャルではありませんが、vSAN導入に役に立つ良いツールを2つ紹介したいと思います。

 

まず1つは、サイジングツールです。vSANのサイジングツールは既に以下のオフィシャルなものがあります。

vSAN Hybrid TCO and Sizing Calculator
vSAN ReadyNode Sizer

 

ただ、オフィシャルなものは本当の意味でのサイジングツールのため正直なところ使いづらいです。というのも稼働するVM数やvmdkサイズなどもパラメータとして入力が必要で、単にキャパシティディスクとして2TBのHDDをディスクグループあたり5本搭載した5ホストの場合どのぐらいの容量が使えるのかと知りたい場合は少々面倒です。 自分はそう思ってます。 😉

 

“その通り!”と思っている方には是非このツールを使ってみてください。

vSAN Effective Capacity 

 

このツールはご覧のとおり簡単です。All-FlashかHybridかを選択し、ホスト数、ディスクグループ数、キャパシティディスク数とサイズとFTTを選択するだけで物理容量(RAW)やFTT適用時の利用領域などが簡単に分かります。 😉

注意が必要なのは、このツールはざっくりとしたサイジングをすぐに知りたい時だけにしてくださいなー。

 

もう1つはハードウェアのコンパチビリティが確認できるツールです。ご存知のとおりvSANのみならずHCI製品はハードウェア互換性にシビアです。きちんとサポートされているハードウェアはもちろん、ファームウェア/ドライバーバージョンを使用しないと動作そのものに影響を及ぼしたりします。

これもオフィシャルはHCLページがありますが、もっと分かりやすいツールがこれです。

vSAN HCL viewer

 

まあ、中身はオフィシャルHCLページから情報を引っ張ってきています。でも見やすいです。 😉 例えばVendor欄に”DELL”と入れるだけでDELL EMC社で使用しているコントローラやSSD、HDDがどのバージョンのvSANで利用できるか分かります。でもってオフィシャルHCLのリンクで詳細な情報も確認できますし、表示されるESXiバージョンをクリックしする互換性のあるファームウェアやドライバーをダウンロードすることができます。

 

サーバを新規導入する時はもちろん、既存サーバでのvSAN構成を検討する際に簡単に互換性が確認できます。

 

PS>紹介していうのも何なんですが、vSAN Effective Capacityは某社のDisk Usage Calculatorと似てます。(・・;) あと結果の”HA & Maintenance”がよく分かりません。ホスト障害やメンテナンスモード切り替えによる縮退運用を想定したのかな?と思ったりしてますが、その割には容量が多いですよねー。