[VMware] インスタントクローン vs リンククローン

Horizon View 7より追加されました”インスタントクローン”がどんなものか検証をしてみました。
ご存知のとおり、”インスタントクローン”はESXiのメモリ上で仮想デスクトップのクローンを高速にデプロイする技術です。
VMware社のブログの検証結果ですと、1台の仮想デスクトップを展開するのにかかる時間はわずか1.5秒ということでした。

 

メモリ上でクローンを作成するから、そりゃ~速いわ。しかもVMware社で検証結果も公開しているのはわざわざ同じことをするか?って自問自答しながら検証した結果をこうなりました。

 

まず、検証環境は以下のとおりです。

・ESXi 4台構成のVSAN環境で、ESXiホストあたり1つのディスクグループ(SSD×1、HDD×4)が作成されています。
・VSAN用ネットワークは10Gbで構成されています。

 

(1) 仮想デスクトッププールの作成にかかる時間

イニシャル作成としてインスタントクローン、リンククローンそれぞれ、仮想デスクトップ10台のプールを作成した時間を比較してみました。

 

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インスタントクローン : 仮想デスクトップ10台のプール作成

 

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リンククローン : 仮想デスクトップ10台のプール作成

 

(2) 作成したプールに仮想デスクトップを追加した際にかかった時間

今度は(1)で作成したプールに、それぞれ90台の仮想デスクトップを追加してみました。

 

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インスタントクローン : 仮想デスクトップ90台追加

 

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リンククローン : 仮想デスクトップ90台追加

 

当たり前の結果ですよね。w
イニシャルデプロイでは、インスタントクローンもリンククローンもほぼ同じ時間がかかりました。しかし仮想デスクトップを追加した際には、インスタントクローンがリンククローンより2倍速かったことが分かります。初期プール作成ではインスタントクローンもマスタイメージからテンプレートVMやらレプリカVMやら、各ESXiホストにペアレントVMやらをコピーするのでそこそこ時間がかかりましたが、一旦作成してしまえば、あとは高速でコピーするだけなので、速かったです。検証環境ではESXiホストが4台でしたが、VMware社の検証時と同様、ESXiホストを15台にすると本当に1.5秒で1台コピーされるんじゃないでしょうか。

 

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[VMware] Horizon 6.0 リリース

待ちに待ったHorizon 6.0が6月19日リリースされました

メジャーバージョンらしくWindows ServerのRDSによるServer VDIやアプリケーションの利用、Virtual SANのサポート、クラウドポッドアーキテクチャーによる大規模な展開など新機能が追加されています。

詳細な内容はリリースノートをご参考ください。

 

またHorizon 6.0についてより詳しく知りたい方は以下の内容で構成されているブートキャンプをご活用ください。

    • Desktop and Applications Virtualization Best Practices
    • Image Management Architecture Guide with Mirage
    • Workspace Portal Deployment Best Practices
    • Horizon 6 Integration with Virtual SAN
    • Getting Started with Horizon vCenter Orchestrator Plug In

 

VMware Horizon 6 Bootcamp