[VMware] VMworld 2018 Europe Day2

 

 

2日目になります。General Sessionが2日目、3日目にあるのである意味、完全なVMworldは2日目からということになります。

 

では簡単に2日目、自分が聞いたセッションの話をしようと思います。

※セッション以外のVMworldに話は、vExpertであり弊社VMware公式トレーナーの @tw1tter_8010 さんのブログをご覧ください。非常に詳しく書かれています。 😉

 

【General Session – Technology Superpower】

去年は最初にパフォーマンスもありましたが今年はなかったです。VMware EMEA VPのJean-Pierre Brulardさんの挨拶のあとにPat CEOが登場、VMwareのビジョンについて話をしながらvSphere Platinumエディションに含まれているAppDefenseについて紹介をしました。VMwareのクラウド戦略とも言えるCloud Foundationについて話をしましたね。もちろんvSANについても言及、15,000以上の顧客が導入していてHCI市場の34%を獲得しているとのアピールも忘れませんでした。 😉

 

そのあと、IBM Cloudのお偉いさん方が登場し、Red Hatの買収とは関係なくVMwareとのIBM間のパートナー関係はより強くなると強調しつつ、さらっとIBM on VMware上でNSXも利用可能であることも行ってましたね。;) もちろんUSで発表したAmazon RDS on VMwareの話もありましたし、Private/Public Cloudに加えEdge環境まで一貫して管理ができるProject Dimensionについても、マルチクラウドのコストや管理をシンプルにするCloud Healthの紹介、Kubernetesサービスを提供するHeptioの買収の発表もありました。

もうね、Edge ComputingやApplicationの保護そしてIoTへの話まで単なる仮想化、クラウドソリューションでは収まりきらない状態まで来てる気がします。てか今まで持っていたパーツをようやく一つの形にしようとしていますよね。

 

【vSphere Clustering Deep Dive, Part 1 : vSphere HA and DRS】

VMwareでは有名なCTO 2人、Duncan EppingさんとFrank DennemanさんがvSphere HAとDRSについて話をしたセッションです。Deep Diveというタイトルに相応しくホスト障害やネットワーク隔離時のログの紹介を交えて説明をし、DRSではクラスタ内で負荷分散の基準となるCPU、メモリの動きや推奨についても説明しました。

 

Duncanさんは相当の早口で中々大変でした。(・_・;)

 

【Virtualize Active Directory the Right Way】

今日、一番面白かったセッションです。まあ、Active DirectoryのDomain Controllerを仮想化する際には注意点がいくつもありますが、それを一通り説明してくれましたね。DCはハイパーバイザーと時刻同期するなとか複数のデータセンターにできればFSMOロール(特にPDC Emulator)毎に分けてデプロイすること、Domain Controller Safeguardなどについて説明がありました。

こういう内容は既に色々あドキュメントがVMwareはもちろんMicrosoftでも公開されていますがこのようにまとめて説明してもらえるのは助かります。 😉

 

 

【Top 10 Automation Requests and How You Can Save Time】

このセッションは、正直自分が勘違いして登録したかもです。なのでほとんど話に付いていけませんでした。(・_・;) このセッションもかの有名なWilliam Lamさんでしたが、彼も早口なこと。しかもAPIを使ってどうのこうの、スクリプトやデモを見てもさっぱり…???なセッションでした。(*´Д`)=3 ある意味、自分のスキルの低さを感じざるを得ないセッションでしたね。

VMware Flingsで公開されているHTML5 Web ClientのCode Capture機能の紹介から仮想マシンの制御やInstant CloneでのRapid Provisioning、Virtual Applianceをデプロイ時のパラメーター制御などAutomationに関する内容でした。(Automationが自分が思っていたAutomationじゃなかったというオチでした)

 

【Driving Transformation from the Data Center to the Public Cloud】

このセッションはキーノートセッションでした。Solution Exchangeに寄ってたため、途中から聞きましたが、内容はGeneral SessionでPat CEOが紹介した内容をデモを交えながら説明したものでした。

 

 

【vSphere Performance Troubleshooting and Root Cause Analysis(Compute)】

今日の最後のセッションです。VCDX 2人がesxtopで表示れきるオプションキーの説明をしながらpCPUとvCPUとの関係やスケジューリングの話を含め、CPUの飽和を回避するベストプラクティスも紹介しました。メモリについてもメモリバルーニング、圧縮、ホストスワッピングの説明からesxtopから異常検知方法やメモリの割当のベストプラクティスのようなところまで説明してくれましたね。これもDomain Controllerのセッション同様、結構色々な情報が公開されていますがまとめて説明を聞いて復習できる良いセッションだったと思います。 😉

 

いや~毎回感じますが本当に体力勝負です。時差ボケもあったし、調子に乗ってセッションを一杯入れたせいでランチも食べられなかったので終わる頃はヘトヘトでしたね。(*´Д`)=3

 

PS>Solution ExchangeのRubrikブースでDuncan EppingさんとFrank Dennemanさんが執筆した”vSphere 6.7 Clustering Deep Dive”を先着順に配ってたのでゲットしました。しかも2人のサイン入り。 😉

 

 

 

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