[VMware] Virtual SAN 6.2 発表

2/9-10 オンラインで発表された2016年VMwareの戦略とロードマップにて、VSANの次期バージョンの6.2も発表されました。
5.5から6.0、そして6.1までバージョンアップされるたびにパフォーマンスが大きく向上され、運用管理でも改善されてきましたが、今回発表されました6.2はどのバージョンより大きく進化しました。

6.2から新たに実装された機能と改善を紹介します。

・Erasure Coding – All Flashモデルのみサポート
噂通り、erasure codingが実装されました。erasure codingはオブジェクト型ストレージで利用されるデータ複製テクノロジーで、競合(?)であるNutanixでは既に実装されています。
VSAN 6.2ではRAID5、RAID6相応のerasure codeをサポートするとのことです。

・重複排除と圧縮 – All Flashモデルのみサポート
”Space Efficiency”と呼ばれる重複排除と圧縮機能が実装されました。”Space Efficiency”はクラスタ単位で設定が可能でキャッシュtierからストレージtierに移動されるタイミングで重複排除が行われ、その後圧縮されます。

・ソフトェアチェクサムサポート
同じくクラスタ単位で設定可能で、データのチェックサムが失敗した場合、レプリカーデータより正常なチェックサムを呼び出し利用します。

・IPv6サポート
IPv6のみで構成されているネットワーク環境でもVSANを構成することが可能になりました。

・ビジネスクリティカルアップリケーションのサポート
VSAN上でExchange Server以外にOracle RACやSAP Coreと言ったビジネスクリティカルアップリケーションの構成をサポートするようになりました。

・管理機能の向上
Web Clientにパフォーマンスモニターやキャパシティモニターが追加され、ヘルスモニターも強化されました。これてvROpsやVSAN Observerを使わなくてもVSAN環境をより効果的に運用k管理が可能になりました。
が。。。 vROpsのVSAN管理パック(ストレージでバイス管理パック)もStretched Clusterサポートなど改善されたとのことです。 🙂

VMware社は去年までVSANを導入した顧客が3,000社を超えたと発表しました。もう検証環境ではなく、本番環境に導入しても問題ないことを証明しています。
個人的には6.1からは本番環境での導入でも全く問題ないと思います。むしろストレージも導入を検討している方にはVSANを勧めたい程です。:)

 

PS.1>VMware社の2016年戦略とロードマップのオンライン発表ですが、アジア・パシフィックでは2/16で予定していますので、ご興味のある方は是非登録を!

Enabling the Digital Enterprise

 

 

[VMware] Horizon View 6.2導入時の注意点

Horizon View 6.2の導入を検討している方、または既に導入している方は確認が必要な情報が公開されました。

vSphere 6.0 U1以前バージョンの環境にHorizon View 6.2を導入する場合、デプロイした仮想デスクトップの接続が断続的に切れたり、ブラックスクリーンになる恐れがあるとのことです。

Horizon View 6.2 and Blackscreens

 

原因はHorizon View 6.2で更新された仮想マシンのビデオドライバーがvSphere 6.0.U1aでしかサポートされていないことで、上記の事象を防ぐ為には(または事象が発生した場合)以下の対処を実施する必要があります。

  • マスターイメージのView Agentを削除後、View Agent 6.2をインストール
  • View Agentを最新にしない場合は、ビデオドライバーのみView Agent 6.2用ビデオドライバーに交代

詳細な内容はここを確認してください。