[VMware] VMware Cloud Foundationについて(9) – vRealize Automation

 

(0) VMware Cloud Foundationの概要
(1) Management Domainのデプロイ
(2) SDDC Manager
(3) ホストの追加
(4) VI WLDの作成
(5) VCF on VxRAILの概要
(6) VCF on VxRAIL導入時の注意点
(7) vRealizeシリーズの導入 ー vRealize Suite Lifecycle Manager
(8) vRealizeシリーズの導入 ー vRealize Operations

 

しばらくです。(;´Д`)

 

今回はvRealize Automationの導入を紹介します。VCFでのvRAデプロイには考慮する部分があります。

一つはデプロイタイプです。SDDC ManagerからのvRAデプロイは”Enterprise Deployment”になります。デプロイされる仮想マシンは以下のとおりです。

  • vRAアプライアンス × 3
  • IaaS Webサーバ × 2
  • IaaS Manager/DEM Orchestrator × 2
  • DEM Worker × 2
  • Agent × 2

自動的にデプロイされるとは言えども多いです。サービスプロバイダーじゃない限りこんな大規模なvRA環境を使うユーザはそうそういないじゃないでしょうか。”Minimal Deployment”の選択肢があっても良いと思います。”Minimal Deployment”でvRAをデプロイする場合はSDDC ManagerではなくvRSLCMからデプロイする必要があります。(ただしvRSLCMからデプロイした場合はVCFのサポート対象ではなくなりますのでご注意を…。)

 

もう一つは英語以外はサポートされてなさそうです。vRAデプロイ途中、IaaS WebサーバやIaaS ManagerなどWindowsサーバテンプレートを使った設定が失敗しまくりました。ログを見てもはっきりとした原因が分からず何度ロールバックしたことか。(TдT) 半分諦めかけましたが同僚がvRAデプロイに成功!自分と違ってたのはテンプレートとして使用したWindowsサーバ OSのロケールが日本語ではなく英語だったことでした。どっかに書いといてくれよ…。(;´Д`)  SDDC ManagerでvRAをデプロイした場合、Windowsサーバテンプレートは言語を英語にする必要があります。

 

では、簡単に流れを紹介します。

SDDC ManagerでvRAをデプロイするには、いくつかの事前準備が必要です。

 

(1) DNSレコード作成

”Enterprise Deployment”になるため、各ホストのレコードをDNSに登録しておく必要があります。すべてのホストは冗長化されるのでもちろんVIPのホスト名も登録します。

 

(2) 証明書作成

DNSレコードを登録したvRA関連ホスト名をサブジェクト別名とした証明書を作成します。証明局はMicrosoftのEnterprise CAかSDDC Managerが使用できます。自分はEnterprise CAを証明局として使用しました。

 

(3) Windowsサーバテンプレート作成

vRAアプライアンス以外のIaaS ManagerやWebはずべてWindowsサーバで構成されます。そのため、Windowsサーバテンプレートを作成しておきます。作成したテンプレートは.ova形式のみサポートしています。

 

(4) データベースの準備

vRAのIaaSサーバが使用するDBを作成します。7.6まではSQL ServerのみサポートなのでSQL Serverを準備し、vRA用DBを作成しておきます。

 

ちなみに上記の事前準備は公式ドキュメントに手順が記載されています。

VMware Cloud Foundation Planning and Preparation Guide

 

SDDC Managerより「vRealize Automation」を選択し、「Deploy」を実行します。

 

デプロイ条件を確認し、満たしてない場合はデプロイ前に準備します。

 

ライセンスや証明書を入力し、作成したWindowsサーバテンプレート (.ova)をアップロードします。※ovaのエクスポートは、過去の投稿をご参照ください。

 

次は各コンポーネントのホスト名をFQDN形式で記入します。ここでSQL Serverも指定します。

 

今度はアカウントやパスワードを指定します。

 

「Finish」をクリックするとValidationが実行され、デプロイに必要な条件を満たしているか確認します。

 

もし条件を満たしてない、正しくない場合はここで指摘されるので、メッセージを確認して正しく修正しましょう。

 

Validationが認められたら自動的にデプロイが開始されます。デプロイプロセスはvRSLCMの方が視覚的に分かりやすいです。

 

ということでvRSLCMから見てみます。vRAは全部で15ステップです。ステップ1で最初のvRAアプライアンスがデプロイされます。その後はアップロードしたWindowsサーバテンプレートで8台の仮想マシンがデプロイされます。Windowsのコンポーネントがデプロイされたら、今度は2台目、3台目のvRAアプライアンスがデプロイされます。

 

各VMがデプロイできたらvRAの設定に始まります。このステップ4で失敗しまくりました。Windowsサーバテンプレートの言語が英語じゃなかったせいで…。

 

SDDC Managerからデプロイを実行してから約80分ぐらいでvRAのデプロイが完了しました。

 

ちゃんと「環境」としてvRSLCMでも確認できます。

 

もちろんSDDC Managerでも「Active」状態であることが確認できます。

 

記念にvRA管理UIに接続してみました。デプロイウィザードで指定したテナント管理者もちゃんとローカルユーザとして登録されていました。 😉

 

あとは普通にTenant作って、Endpoint設定やFabric、予約とBusiness Group作成などvRAを構成するだけです。vRA構成については、過去の投稿をご覧ください。

 

ちなみに、VCFでデプロイできるvRealize Suiteまで全部デプロイすると29台のVMが出来上がります。

 

ここまでVCF on VxRAILを含むCloud Foundationの導入について紹介しました。簡単ではありますがこのシリースで通じてVMware Cloud Foundationがどういうソリューションなのか少しでもお分かりいただけたなら幸いです。 😉

 

 

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