[VMware] vRealize Automationの導入 (0)

 

開発チーム ”新規プロジェクトのために仮想マシンが必要です。”

インフラ管理者  ”仮想マシン申請ページから申請してください。”

開発チーム ”xxxxのアプリケーションの最新バージョンが必要です。”

インフラ管理者 ”最新バージョンをインストールしているテンプレートがありませんので1-2日かかります。”

開発チーム : |ω・`)

 

申請書が開発チームとインフラ管理者管理部門間で行き来します。インフラ管理者は仮想マシンをテンプレートから作成し、ネットワーク設定をして申請したアプリケーションをインストールしてから開発チームに渡します。

一旦仮想マシンをユーザに渡したら、主導権はユーザ側に移ります。いつ停止して良いのか、停止しているように見えるけど回収して良いのか、一々ユーザに連絡して確認しなければならないかもしれません。
インフラ管理者がこれを怠るとそうしているうちにインフラリソースが足りなくなってしまいます。

 

インフラ管理者の皆さん、こういう経験ありませんか? :)

 

年々ハードウェアのスペックが高くなってHCIだのなんだのでテクノロジーはドンドン進歩しているのに、ITサービスがこんな状態だと経営にも影響を及ぼしかねません。

 

(0) vRAの概要

これから紹介するvRealize Automation(vRA)はこのような問題を解決できるよう、クラウド(またはオンプレミス)環境でのITサービスを自動化するソリューションです。

プライベートクラウドやハイブリッドクラウド環境を運用中の企業はもちろん、クラウドではない複数の仮想化環境を運用中の企業に効果的なこのvRAは2012年VMware社がDynamicOps社を買収したことで手に入れた製品です。最初はvCloud Automation Centerという製品名でしたが、vRealizeブランドに統合されるタイミングで今のvRealize Automationに変更されました。

 

このvRAは大きく3つのカテゴリのサービスを提供します。

  • インフラストラクチャーサービス
  • アプリケーションサービス
  • カスタムサービス

 

VMware

 

インフラストラクチャーサービスは所謂IaaSです。利用者にセルフサービスポータルを提供し、利用者は自分(またはグループ)に割り当てられたリソースの中で自由に仮想マシンを作成し利用できます。管理者はリソース利用に対するコスト算出や管理も可能です。似ている製品のvCloud Directorと根本的に違う点としてvRAはマルチベンダー、マルチハイパーバイザー、マルチクラウドをサポートしていることです。管理者は物理サーバがDell EMCだろうがHPEだろうが、ハイパーバイザーがvSphereだろうがHyper-Vだろうが、クラウド環境がAWSだろうがAzureだろうが関係なく自動化環境を構築できます。

アプリケーションサービスは仮想マシン(または物理サーバ、パブリッククラウド)上にアプリケーションを自動的に配布できるようにします。

カスタムサービスはvRealize Orchestrator(vRO)との連携でより柔軟なサービス提供を可能にします。例えば利用者が仮想マシンをデプロイしたら、自動的にコンピュータアカウントがADに登録されDNSレコードが追加し、利用が終わったら仮想マシンを削除しDNSレコードも削除するといった一連のサービスを自動化できます。

 

次回はvRAを構成しているコンポーネントについて説明します。

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[VMware] vRealize Automationの導入 (0)” への19件のフィードバック

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