[VMware] VCSA vSAN 6.6 easy install

※同僚から質問された内容を基に確認した内容です。

 

オフィシャルにvsanDatastore上へのvCenterインストールはサポートされています。(推奨はvCenterのような管理系仮想マシンはコンピュートクラスタとは別のクラスタ上で稼働させることです)

 

しかし実際にvsanDatastore上にvCenterを構成するのはやや面倒です。vSANを構成するためにはvCenterが必要ですが、vSAN用サーバだと大体インターナルSDカードにESXiをインストールしているはずなので、ローカルデータストアがありません。よってvCenterがインストールできません。要するに”鶏が先か卵が先か”です。そのため1台のESXiのディスクの一部をローカルデータストアとして構成、vCenterをインストールします。vCenterがあればvSANを構成できるのでvSANを構成したあとにvCenterをローカルデータストアからvsanDatastoreにStorage vMotion。vCenterがvsanDatastoreに移ったらローカルデータストアを削除、そのディスクをディスクグループに追加…みたいな方法を使う必要あります。もちろん最初からローカルデータストア用ディスクを用意しておく…というのもありかもですね。:)

 

ただしこういう面倒な方法もvSAN 6.5までです。vSAN 6.6からは面倒な方法を使わなくても簡単にvCenterをインストールすることができます。その名も”Easy Install”!

 

Easy InstallはVCSA 6.5d以降のバージョンで利用できます。VCSAデプロイ時、最初のESXiに一時的なvsanDatastoreを構成し、VCSAをインストールします。上の図のようにデプロイするデータストアを選択する際に”新しいvSANクラスタに含まれるESXiホストにインストール”オプションを選択するだけです。

 

”新しいvSANクラスタに含まれるESXiホストにインストール”オプションを選んだ後はディスクグループとして使用するディスクを指定します。あとは普通のVCSAインストールと同じです。

 

インストール後、動作を確認している中で下の図のようなことを発見しました。

ご覧のとおり、”使用済み-予約超過仮想マシン”のサイズが446GBにもなっていました。”使用済み-予約超過仮想マシン”はストレージポリシーの”オブジェクトスペースの予約”によって予約された容量になります。vSAN構成時、作成されるVirtual SAN Default Storage Policyの”オブジェクトスペースの予約”は0%、即ち”予約はしない”なので予約サイズが446GBにもなってしまったということはストレージポリシーが適用されていないことになります。

 

デプロイしたVCSAを確認しましたところ、ストレージポリシーは適用されてない状態でした。もちろんeasy installでVCSAをインストール後、2台のESXiを追加して必要ノード数を満たしたあとです。

てか… 当たり前のことですよね。そもそも1台で一時的にvSANを構成しているのでVirtual SAN Default Storage Policyの条件をみたしてないし、条件を満たしたとしてもあとから自動的にストレージポリシーが適用されませんので。:)

 

とりあえず、ストレージポリシーを適用しました。結果…

 

”使用済み-予約超過仮想マシン”のサイズは20GBまで減りました。

 

Easy InstallでVCSAをインストールした場合は、vSAN構成後忘れずにVCSAにもストレージポリシーを適用してくださいなー。

 

 

 

 

 

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[VMware] vROps 6.6リリース

他のプロダクトより短い間隔で新しいバージョンがリリースされているvROpsの新しい6.6バージョンが6月上旬リリースされました。このvROpsはVMware社のSDDC戦略のコアプロダクトの一つとして、バージョンを重ねるに連れて他のプロダクトのモニタリング機能が追加されつつあります。

 

今年3月にリリースされた6.5まではある意味バグ修正と性能安定が中心でしたが、本6.6は見た目から大きく変更されています。

まず、UIが大きく変わりました。遂にvROpsもHTML5対応になりました!祝!

よって画面遷移はもちろん全体的に操作が非常に軽いです。

※ご覧ください!このシンプルでキレイなUIデザイン!

 

HTML5化に伴いメニューも変更されました。プロダクト中心だったダッシュボードも操作、容量、パフォーマンスやトラブルシューティングにカテゴライズされ、より簡単にインフラのヘルス状態の確認できるようになりました。

※パフォーマンスのトラブルシューティングダッシュボードではプロダクトの種類と関係なく、仮想マシンを始めvSAN、クラスタ、データストアなどカテゴリでその状態が確認できます。

 

もう一つ大きい変更はvSANのモニタリング機能が統合されたことです。6.5まではvSANの環境をモニタリングsるためにはMPSD(Management Pack for Storage Devices)を別途インストールする必要がありました。6.6ではこのモニタリング機能が統合されMPSDをインストールする必要がなくなっています。(もちろん他のストレージをモニタリングするためにはMPSDをインストールする必要があります)


※ No more MPSD for vSAN! 🙂

 

以外にも仮想インフラ上の負荷状況を分析、vRAでデプロイする仮想マシンを最適なホストに位置させる自動ロードバランス機能やvSphereのハードニングコンプライアンス状態が確認できるダッシュボードも追加されました。

※パフォーマンスだけではなくコンプライアンス準拠状態も確認できます。

 

詳しい内容はリリースノートドキュメントをご確認ください。