[VMware] vRealize OperationsとvRealize Log Insightの統合

vRealize Operations(vROps)はご存知の通り、vSphere環境をモニターリングして将来のリソース枯渇の予測やインフラの集約率を分析できる製品です。またvRealize Log Insight(vLI)はvSphere環境から発生する各種ログを集中管理できる製品です
この2つの製品を統合することによって仮想インフラのモニターリングとログ分析をより効果的に行うことができます。

ということで、簡単な手順ではありますがvROpsにvLIを統合してみます。

まず、vROpsとvLIを導入します。両方ともに仮想アプライアンス導入し、初期セットアップまでは実施済みです。

<vLIからvROpsへ接続>

vli01
vLIのダッシュボードより[管理]を選択します。

 

vli02

左メニュの[統合]より、”vRealize Operations”を選択、vROpsのホスト名、接続アカウント名、パスワードを入力し、保存するとvLI側からvROpsを登録することになります。

<vROpsからvLI用管理パックをインストール>

vLIで正常にvROpsが登録されましたら、今度はvROpsからvLIの管理パックをインストールします。

 

vli03

VMware Solution Exchangeより”Management pack for vRealize Logsight”をダウンロードします。

 

vli04

ダウンロードしたvLI用管理@アックをvROpsのソリューションとしてインストールします。

 

vli05

vLI用管理パックを追加した画面です。vLI用管理パックの場合、接続に必要なアダプターの作成は必要ないため、これでvROpsの作業は完了です。

 

vli06

ソリューションの追加後は、vROpsの[アクション]メニューにvLI用リンクが追加されます。このリンクをクリックするとvLIのウイが表示され、オブジェクトで発生したログをより詳しく管理することができます。

 

もちろん、vLIだけでも十分ログを分析、管理することが可能です。が、vROpsと統合することによって単なるログ管理だけではなく異常状況の傾向や将来予測などvSphereインフラ全般の運用管理をより効率的にできます。

 

2つの製品を導入している場合は、是非統合して運用することをオススメします。

 

 

 

[VMware] VSANのアップグレード時の注意点

12月7日、VSANアップグレードに関して気になるKBが公開されました。

VSANを構成しているESXiノードを5.5から6.0にアップグレードの際に、VSANデータがロストする恐れがあるとのことです。具体的には以下のような条件が揃った場合、発生するとのことです。

  • ESXi 5.5、6.0が混在してるVSANクラスタの場合
  • ESXi 5.5、6.0が混在してるVSANクラスタでオブジェクトの再構成された場合
  • 再構成されたオブジェクトのコンポーネントが格納されている複数のESXi 5.5が6.0にアップグレードされる前に再起動した場合

今のところ、事象の解決策はないため、VMware社では有効な解決方法が公開されるまでVSANノードのESXi 5.5から6.0へのアップグレードは行わないよう強く推奨しています。

が、どうしてもVSANのアップグレードが必要な場合のワークアラウンドも提示されています。

  • 仮想マシンをVSAN以外のストレージにStorage vMotionしてから実施
  • VSANクラスタ内のすべてのESXiノードのディスク空き容量を20%(ディスク使用率が80%を超えると自動的にオブジェクトの再構成が実施されるため)以上確保
  • ESXiノードアップグレード時、Storage Policyなどのオブジェクト再構成が必要な操作を行わない
  • ESXiノードアップグレード時、アップグレードプロセスで必要な再起動以外のESXi 5.5の再起動はしない(障害発生時でも含む)

 

詳細な内容はここをご確認ください。

まあ、VSANをアップグレードはマッテ!ということですな。。。 🙂

 

 

[VMware] vSphere Replication初期構成時エラーが発生する

vSphere Replicationを導入し、アプライアンス管理ページより初期構成を行うと次のエラーが発生することがあります。

 

Server returned ‘request expired’ less than 0 seconds after request was issued but is shouldn’t have expired for at least 600 seconds

vSphereReplication_error01
上記のエラーが発生するとvSphere Replicationサービス(VRM)が開始しません。

 

■ 原因
本エラーは主にvSphere ReplicationアプライアンスのNTPとESXi、vCenterのNTPにズレがある場合発生します。アプライアンスインポートの際にtime zoneも設定したにもかからわず、時刻同期の動的ポリシーがうまく動作しない場合があるようです。

 

■ 解決方法
vSphere Replicationアプライアンスのコンソールに接続、手動でNTPを構成します。
sntp -P no -r NTPサーバアドレス

 

NTP設定後、ntpサービスを再起動します。

[VMware] Horizon View 6.2導入時の注意点

Horizon View 6.2の導入を検討している方、または既に導入している方は確認が必要な情報が公開されました。

vSphere 6.0 U1以前バージョンの環境にHorizon View 6.2を導入する場合、デプロイした仮想デスクトップの接続が断続的に切れたり、ブラックスクリーンになる恐れがあるとのことです。

Horizon View 6.2 and Blackscreens

 

原因はHorizon View 6.2で更新された仮想マシンのビデオドライバーがvSphere 6.0.U1aでしかサポートされていないことで、上記の事象を防ぐ為には(または事象が発生した場合)以下の対処を実施する必要があります。

  • マスターイメージのView Agentを削除後、View Agent 6.2をインストール
  • View Agentを最新にしない場合は、ビデオドライバーのみView Agent 6.2用ビデオドライバーに交代

詳細な内容はここを確認してください。

 

 

 

[Nutanix] NPP、知ってますか?

この記事はNutanix Advent Calendar 2015に参加しており、12月11日の記事となります。
他の方々がテクニカルな記事を書いて頂いてるので、気休めとして簡単に資格の内容にしようと思います。

 

Nutanixの認定資格制度についてご存知でしょうか?Nutanixも他のベンダー同様、認定資格があります。

■ Nutanix認定資格とは?

顧客を含むパートナー向けの教育プログラムの一貫で、Nutanixのソリューションを正しく理解し、提案/導入が可能であることを認定する制度です。2015年11月現在、Nutanix社認定資格は大きくセールス向けとエンジニア向けに構成されています。セールス向けはNutanix Sales Academyとエンジニア向けのNPP、NSS、NPXがあります。

nutanix_certifications01

 

NSA (Nutanix Sales Academy)は以下の4つのレベルで構成されているセールス・プリセールスエンジニア向けの資格で、VMware社のVSP(VMware Sales Professional)と同じレベルの資格になりでしょうか。

NPSR (Nutanix Platform Sales Representative) – レベル1
NPSS (Nutanix Platform Sales Specialist) – レベル2
NPSC (Nutanix Platform Sales Champion) – レベル3
NPSX (Nutanix Platform Sales eXpert Certification) – レベル4

NPSCとNPSXは実際のところ、Nutanixソリューションの販売実績が条件の一つなので中々厳しいものにはなりますが、NPSRとNPSSはオンライントレーニングに取得できます。

NPSE (Nutanix Platform Sales Engineer)
:セールス関連はもちろんプロダクトのデモやレビューまで対応できるセールスエンジニア向けの資格です。

NPP (Nutanix Platform Professional)
:強いていえばマイクロソフト社のMCPやVMware社のVCPレベルと同じ位置付でしょうか。いわゆるNutanix Platformの導入から簡単なトラブルシューティングまで対応できるテクニカルエンジニア向けの資格です。

NSS (Nutanix Support Specialist)
:Nutanix Platformで起きるトラブルを解決できる能力を認めるサポートスペシャリストの資格です。元々認定サポートパートナー向けでしたが、現在は利用顧客でも取得ができるようになりました。

NPX (Nutanix Platform eXpert)
:Nutanix社認定資格のうち、最上位の資格と言えます。VMware社のVCDXと同様、自分が設計したソリューションのドキュメントを持って応募し、そのドキュメントのレビューが合格した後、審査員にプレゼン(英語で!)をする必要があります。気が遠くなりますね。。。w

 

■ Nutanix認定資格を取るには?
なんといってもNutanix認定資格は基本、無償で取得ができます!w  もちろん有償クラスルームトレーニングもありますが殆はオンライントレーニングを受け、オンラインテストにパスすると取得できます。

nutanix_certifications02

 

オンライントレーニングとテストは、以下のNutanixのeducationポータルであるnu.schoolに登録し、受講後はテストを受けるだけです。

 

“資格を持っている=Nutanix expertとしてなんでも知ってる”ということはありませんし、もちろん取得が必須ということもありませんがHyperconverged Infrastructureの概要を含めNutanixの技術を学べる良いチャンスなので、ご興味のある方は是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

 

余談ですが、NPP所有者の最年少は8歳だそうです。Σ(゚д゚lll)

 

[Microsoft] Windows Server 2016のライセンスポリシー変更?

先月Technical Preview 4がリリースされ2016年のGAへ向けて着々と進んでいるWindows Server 2016のライセンスについて情報が公開されました。

Windows Server 2016 and System Center 2016 Standard and Datacenter Editions Pricing and licensing FAQ

まず、提供エディションはWindows Server 2012/2012 R2と同様、”Standard”と”Datacenter”の2つのエディションです。

が、購入形態としてはWindows Server 2016から大きく変わることが分かりました。
Windows Server 2012/2012 R2までは物理サーバーのソケット単位で提供されましたが、2016からは物理サーバーのプロセッサーのコア単位での提供となるようです。

”The licensing of Datacenter and Standard Edition will move from processors to physical cores which aligns
licensing of private and public cloud to a consistent currency of cores and simplifies licensing across multi-cloud
environments. ”

本資料では、一応8コアまでならWindows Server 2012/2012 R2の”2ソケット”ライセンスと変わらないと言ってますが、仮想化インフラやプライベートクラウドなどで10コア以上のハイエンドCPUがデファクトスタンダードになりつつある現状からすると今回のライセンス変更は顧客に受け入れ難いのではないかと思いますね。

またDatacenterエディションでしか利用できない機能があり、Windows Server 2016リリース以降、、導入の際には注意が必要になります。

”Some new features unique to Datacenter Edition include an Azure-inspired networking stack and Azure-inspired storage enhancements including Storage Spaces Direct.”

まあ、資料のフッターには”This document is for informational purposes only.”となっていて今後変わることも十分考えられますが、一応参考までに共有します。